有名ボクサー・パッキャオのトークンに見るセレブコイン発行の意味合い

仮想通貨市場

フィリピンのボクシングチャンピオンで有名なマニー・パッキャオが9月1日にとうとう独自の仮想売通貨を発行しトークンがリリースされることとなり話題を呼んでいます。

今回発行されるのはPacトークンと呼ばれ、まさにセレブコインの代名詞のような存在となっています。国内では今一つ知名度がないパッキャオですが、7月にWBAウェルター級スーパーチャンピオンシップでキース・サーマンを破っただけでなく、フィリピン上院議員を務めるとあってアジア圏ではそれなりの知名度を持つ有名人のようで今回のトークンのリリースもかなり注目を浴びたようです。

この個人仮想売通貨の発行にあたっては元リバプールとイングランドのサッカースターであるMichael Owen、そしてアブダビの実力者ファミリーであるSheikh Khaled bin Zayed al-Nahyanなどの資金援助があったようですが、セレブコインの発行はイベントの開催やファンを対象としたグッズの販売に利用することができるなどのメリットがあるようで、必ずしも投機的な意味合いで価格が上がるというものではないようです。

PacトークンはシンガポールのGlobal Crypto Offering Exchange (GCOX) 取引所に上場され、セレブコイン専門のプラットフォーム提供を行っているGCPXを利用していると言われています。

現状ではセレブコインを発行しようとする有名人はかなり多いようで、日本ではまったく話題にはなりませんが、欧米ではそれなりの確実なニーズがあるようです。

それにしてもよほど人気のあるキャラクターならばプレミアムがついてもコインを買いたいという向きがでてくるのでしょうが、あえて仮想通貨にして発行しなくてはならない理由というものがもう一つ希薄で、単なる話題性だけに依存したプロモーションのようにも見え、こうした取り組みが長く続くのかどうかについてはかなりクビをかしげる状況です。

Gacktコインはかならずしもセレブ通貨ではなく単なる広告塔としてGacktが利用されただけでしたが、当座は話題にはなるもののICOから先がどうにも立ち行かない状況になることが多く、長いスパン価値を維持していくのにどうするのかという問題が常についてまわりそうです。

仮想通貨はここへきて多様化が進んでいますが、そのすべてが生き残れるのかどうかは依然として大きな課題になりそうです。

 

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