逆イールド示現で激下げの米株市場~つられてビットコインが下げたのはなぜか

仮想通貨市場

14日のNYタイム、米債の利回りを示すイールドカーブの2年債金利が10年債金利を上回るといういわゆる逆イールドが発生したことから市場ではリセッションが近いのではないかとの見方から米株が一斉に売られる形となりました。

短期債から長期債までの金利をつないだカーブを見ますと明らかになべ底型になっており、さすがに30年債まで下回ることはありませんが、逆イールドは確実に現実のものとなっています。

この逆イールドは2000年のITバブル崩壊の前と2008年のリーマンショック前にもみられた現象ですが、その後FRBが利下げをすることでカーブがもとの形に戻った直後に大きな暴落が起きております。

必ずしも逆イールドが示現したから即暴落ということではないのですが、あまりにもこの話が広範に市場に出回り過ぎていることから相場は先回りして大きく値を下げる、いわゆる投げの状態になっているのです。

ここで非常に興味深いのはビットコインもこの下げにまるで連動しているかのように下落したことです。実はこれには二つの理由が考えられます。

ひとつはリスクオフが非常に強まったことからビットコインの資金もレガシーな逃避資金、たとえば金などのほうにシフトすることとなり資金移動の結果が価格の下落につながったという見方です。

またもう一つは株の損失を補填するために利益が出ているビットコインを売った投資家が多かったからではないかといものです。

どちらが正しいのかはまったくわかりませんが、既存の金融市場で取引しているものにとっては両方ともあり得る話であろうと思われます。

ところで15日になってまた別のビットコイン相場下落理由が登場しています。それが中国のウォレットサービスPlus Tokenにおける3000億円 20万BTC相当の盗難詐欺が起きたことに起因しているのではないかといった見方です。

この詐欺行為がどのような内容なのかということがつまびらかになっていないので本当に関係があるのかどうかはよくわかりません。

しかし、これまでにもハッキングなどが明らかになるとだいたい大きく嫌気して売られることは事例としてありましたので、当たらずといえども遠からじといった状況に見えてきます。

やはりビットコインが売られる状況というのはその理由を明確に知ることがかなり難しいことを温めて認識させられます。

 

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