いよいよ既存の金融市場からリスク回避で資金が移動してきたビットコイン

仮想通貨市場

米中貿易戦争が激化し、既存の株式市場の株価が大きく下落する中にあって、リスク回避の資金が債券のみならずビットコインにも流入しはじめているようで、ビットコインは大幅な上昇を維持している状況にあります。

なんと対円ではすでに90万円に接近するほどの上昇を見せていることから、100万円に到達するのももはや時間の問題という見方が広がっています。

Data みんなの仮想通貨

これまで既存の資本市場でリスク回避の動きがでたときに資金が仮想通貨にシフトするかどうかが常に関心をもたれてきたわけですが、相場の暴落時には結局ビットコインも一緒に下落するといった動きがでて必ずしも資金の逃避先として機能する状況が確認できなかったわけです。

しかし今回の米中貿易問題では債券への資金シフトとともにビットコインに明確に資金が集まってきており、いよいよリスク回避にビットコインが買われる時代がやってきたともいえる状況になってきているわけです。

ただやはり機関投資家がこうした動きにでるとしても資金があつまるのは仮想通貨全般ではなくビットコインに集中している模様で、ほかのアルトコインとビットコインの動きに違いがでているのもこのような投資家の判断が影響しているものと思われます。

 

問題はミンスキーモーメントに陥った時

こうなるとさらに興味がでてくるのがミンスキーモーメントに陥ったときビットコインがどうなるかということです。

ミンスキーモーメントは経済学者であるハイマンミンスキーにちなんで名づけられたある種のターミノロジーですが、一定期間形成されたバブルが崩壊に転じる瞬間のことを指しています。

つまり資産価値の異常とも思える高騰から突然下落局面に転じるときに果たしてビットコインがそのまま価格を維持、上昇し続けられるのかということが大きな問題になるわけです。

通常相場の暴落局面では債務を抱えることになる投資家が多くなるため、結果的にあらゆる資本市場は売りにまわり資金の現金化が進んでしまうことになるわけです。

とくに既存の資本市場からビットコインに資金が逃げた場合にはそのビットコインを売却して損失の補填に使うという動きが加速しやすく、結果的にバブルの崩壊時点ではビットコインも売られやすくなる危険性が高まることになるのです。

しかしバブル崩壊時にさらにビットコインに資金が集まるような動きが加速すれば価格の崩れは回避されビットコインだけに高値を維持することもできるようになるのです。

果たして相場の暴落局面でビットコインが連鎖的に下落するのかこれまでと全く異なる動きをするのかどうかに市場の関心が集まりそうです。

 

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